JLPT N1 Reading Comprehension Lesson 17

JLPT N1 • Data3 Question

問題2-1

12:00

Passage Content

日本の木造の家は普通30年ぐらいで建てかえられます。勿論100年以上前の建物もたくさん保存されています。しかしそれらの建物はほとんどそれ自体に歴史的な価値があります。ですから50年も使われている一般の家を目にすることは滅多にありません。それにひきかえカナダには古い木造住宅がたくさんあります。それらの家は古いけれどもよく手入れされています。学生の家に招待されたのですが、その家は60年も経っていましたが、少しも古さが感じられませんでした。ご主人がペンキを塗ったりして絶えず修繕していたからです。しかし現在の日本では家を自分で修繕する人は滅多にいません。修繕して長く住み続けるという文化が失われているからです。昔は日本の家は風呂やトイレが別の場所に離れて造られていました。ですから家そのものが傷みにくかったのです。しかし今は配管などの全てが家の中にあるので建物の内側から傷んできます。木の部分は大丈夫でもそれらが先に駄目になることが多いです。それで建てかえることになります。ある学者によれば壊された家の80%が修繕して住み続けることができるそうです。家を建てかえるか修繕するかは持ち主の考え方によります。全面修繕は新築より格段に安くなるわけではないので、なかなか修繕して住み続けようという人はいません。しかし家を壊してしまうと、その木に含まれていた炭酸ガスが出てしまいます。地球環境を守る上からも全面修繕を勧めたいです。

Multiple Choice Questions (3)

Question 1問1 日本の建物の状況について述べているのはどれか。
Question 2問2 昔の日本の家と今の日本の家の一番大きい違いは何か。
Question 3問3 著者の家の修繕や建てかえに対する意見はどれか。