Compreensão de Leitura JLPT N2 Lição 40

JLPT N2 • Data3 Questão

Lição 40

11:00

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欧州の研究チームが、5万年前の装身具をスペインの洞窟()で見つけたという。小さな穴が開いた貝殻(注1)で、紐を通して首飾りにしたらしい。中には顔料(注2)とおぼしき(注3)オレンジ色の鉱物が付着したものがあり、「化粧」の道具にも使っていたようだ。 今の人類が欧州に広がったのは約4万年前。ということは、入れ替わるように衰勢となった①ネアンデルタール人が貝細工(注4)を残したことになる。絶滅の理由は知能の未発達とされてきたが、実はそこそこ知的で、おしゃれだったのではないか。 狩猟のための石器と違い、生存に関係のない装飾品には遊び心がのぞく。動物の骨や歯、木の実なども使ったことだろう。森や浜で、あれこれ見つくろう姿が浮かんでくる。 さらには顔料である。高橋雅夫氏の『化粧ものがたり』によると、古代人にとってオレンジ色は②特別な意味を持っていた。それは、恐ろしい闇を追い払ってくれる朝日の輝きであり、暖をとり、獲物の肉を焼くたき火の色だった。喜びと幸せの色だ。 水面に映る己の姿を見ながら、貝殻で飾り、顔や体を祝いの彩りに染める。彼らが生存競争に敗れたのは、足りない知恵のせいではなく、あふれる優しさが災いした(注5)のかもしれない。驚きの発見に推論を重ねて、あるところからは想像の一人旅。考古学の愉悦(注6)である。

Questões de Múltipla Escolha (3)

Questão 17①ネアンデルタール人が貝細工を残したことになると考えられる理由は何か。
Questão 28②特別な意味とはどういう意味か。
Questão 39 筆者は、ネアンデルタール人の知能についてどう教えているか。